トレーニングにおける水の効果とは!?
もうすぐ梅雨の季節に入り、梅雨が明けるといよいよ本格的に夏が始まります。
生命を維持する為に水分摂取は必須なのはご存知だと思いますが、トレーニングにおいて水分摂取をすることはどれほど重要性なのか。
今回はそんな内容を記載いたします。
1. 筋トレの強度を維持する
水は筋トレの強度を維持するために重要です。人の体は50〜60%が水でできており、水分補給を怠ると運動能力が低下します。体内水分が減少すると、以下のような悪影響が出る危険性があります
体内水分が2%減少すると、のどの渇きを感じ、運動能力が低下します。
体内水分が3%減少すると、強いどの渇きやぼんやりとした症状が現れます。
体内水分が5%減少すると、疲労感や頭痛、めまいなどの脱水症状が現れます。
トレーニング中に汗をかいて体内水分が2%減少すると、運動能力が低下して筋トレの強度が落ちてしまいますので、こまめに水分補給を心掛けましょう。
2. 筋肉を大きくする
水は筋肉を大きくする効果もあります。「水を飲む=筋力が大きくなる」ではなく、大きくするための1つの要素です。
筋肉を大きくするためには、タンパク質を摂取することが重要ですが、摂取したタンパク質を筋肉に運ぶのは血液、つまり「水」です。体内の水分が不足すると血液の循環が悪くなり、タンパク質が筋肉に運ばれにくくなります。筋肉に栄養が届かないと筋肉が大きくなれないため、トレーニング中はもちろん、以外でも水分補給をすることはとても重要です。
3. 筋肉の疲労回復を早める
トレーニングをすると、筋肉に蓄積されているグリコーゲン(筋グリコーゲン)が分解され、筋肉が収縮する際に使用されるエネルギーとなります。体内の水分が不足すると血流が悪くなり、乳酸を効率良く排出できず筋肉の疲れが取れにくくなります。水分摂取というのは筋肉の疲労を早く回復させるためにも重要な要素です。
いかがでしたでしょうか。トレーニングにおける水の重要性を少しでも理解していただけると幸いです。次回は「水とスポーツドリンク どちらが効果的なのか」について掲載いたしますのでお楽しみに。
トレーニングに取り組むうえで不安や悩み、困難がある方は、滋賀県長浜市にあるメディカルフィットネス“ハイブリッド”にご相談ください。